ウラ話の本だよ | 猫の戦国時代

ウラ話の本だよ

やぁ!今日紹介するのは「歴史人物とっておきのウラ話」だよ。
戦国時代だけじゃぁないんだけど、面白いことがいっぱい書いてあるからね。
結構有名な逸話が多くかかれているんだけど・・・
そうだなぁ、たとえば毛利元就の次男・吉川元春の嫁取り事情とか。

吉川元春が熊谷信直の娘を嫁に欲しいって言ったのは有名な話だよね。
熊谷信直の娘って、知らない人はいないって言うくらいのブスだったってのも有名で、嫁の貰い手はないだろうなんて言われるくらい酷かったらしいね。
それほどまでにブスだから、嫁にもらってあげれば信直は恩義を感じて、毛利家に尽くすだろうって。
ちょっと考えるとさぁ、すげぇ話しだよな。
結局信直って人間は、元春が言ったとおり毛利家のために尽くしたんだけど、単純なヤツだなぁ。
で、この本を書いた人間がさ、こんなことを書いているんだ。

元春はなかなかの美丈夫である。それだけにあえてしこめを選んだ元春の意志強固さにあらためて感服するというかご苦労様とでもいいたくなる。

ホント、ご苦労様だよな。

あと、この本にはコラムっていうのがいくつも載ってるんだけど、江戸時代版バイアグラみたいなものもあったんだってさ。「長命丸」って言うらしいんだけど、その名前から長生きの薬と間違えて飲んで死んじゃった人間もいるんだって。笑っちゃうよな・・・って、笑っちゃいけないのかな・・・

他にも【抱腹絶倒!大江戸】篇とか【色恋沙汰にはもう懲りた?】篇とか、沢山おかしい話が載ってるんだ。

さてっと、今日はこれくらいにしてひと寝入りするかな。んじゃ!

あっ、言い忘れてたけどさ、オレ、猫だからな


歴史人物・とっておきのウラ話―教科書が教えない「面白い話・珍しい話・ドジな話」
泉 秀樹 / PHP文庫