猫の戦国時代
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ご無沙汰

やぁ! 哲学の猫だよ
今日は本の紹介はお休み、ってか、全然書いてないじゃないかって?
まぁ、そう言うなよ
オレだっていろいろ忙しいんだ。
このところずっと秋晴れで、11月だってのに暖かいからさぁ、
公園に来る人間の相手しなきゃいけなかったんだよ。
おかげでヘトヘトだよ~

今日はさ、全然更新してないから忘れられちゃったらヤだからな。
一応「生きてるぜ」ってことアピールしとこうと思って・・・

それから、一応本の紹介の方もひとつ書いたんだけど、
ちょっと書き直そうかなぁって思ってね
その報告もしなきゃぁいけないと思ったんだ。

このところちょっと疲れ気味だからさ、書き直し、もうちょっと待ってくれよな。

それからさ、ちょっと嬉しいことがあったんだ。
ごくうさんのHP「戦国ごくう」に、
猫の戦国時代がリンクされたんだ。
まさかリンクされるなんて思ってなかったからさ、すっごく嬉しくて・・・
ごくうさん、サンキュー!

これからも更新の方は遅れがちになると思うけど、その辺はまぁ、大目に見てよ。
なんてったて、オレ、猫だからな

安部龍太郎

やぁ!哲学の猫だよ
ずっと更新サボっちゃってたからすっかり忘れられちゃったかなぁ。
今日はさぁ、人間で言う旧暦っていうヤツ、つまり月で数える暦だな。
それだと9月15日なんだよ。
9月15日っていうと、関ケ原の戦いがあった日だぜ。
だから今日紹介する本は「関ケ原連判状」
安部龍太郎って人間が書いた小説なんだ。

今日は本の内容っていうより、この作家を紹介したいんだ。
オレさぁ、この安部龍太郎っていう人間、すごいと思うよ。
歴史ってさ、残っている記録からいつ、どんなことがあったってことがわかるわけだよな。
でも、記録に残らないことなんかもいっぱいあって、そこを推理するのが面白いと思うんだ。
そして、その推理したものを書き込んでいったものがいわゆる「時代小説」だとオレは思っているんだ。
司馬遼太郎とか山岡宗八とか、そういう意味ではすごい推理作家だと思うんだよね。
まぁ、普通は推理作家なんて言わないけどね。

でも、この安部龍太郎は更に上を行くっていうのかな。単なる推理を超えてその時代の軍師って言ってもいいかもしれない。
ただ記録に残っているものを繋げていくだけじゃぁないんだ。
更に細かい時間の流れの中で、登場人物の緻密な計算を描いてるんだよ。
オレ、猫だから上手く説明できないけど、この安部龍太郎って言う人間、
きっと戦国時代に生れていたらものすごい軍師として名を残すか、策士策に溺れるかのどちらかだっただろうなぁって思っちゃう。

それで、この作家がすごいと思うきっかけになったのがこの本なんだ。
オレなんかがいろんなこと書いて紹介するよりも、え~っと・・・
百聞は一見に・・・ってヤツ。
一度読んでみる価値はあると思うよ。ホント

フゥ・・・ 久しぶりに書いたらなんだか疲れちゃったよ。
それに、人間の言葉って難しくてさぁ、上手く書けなくてごめんな。
だってオレ、猫だからな


関ケ原連判状 安部龍太郎 新潮社

ちょっと報告だよ

やぁ!哲学の猫だよ。
今日は本の紹介はお休み。

今日はね、嬉しいことが有ったんだ。
オレの紹介で本を買ってみようと思ってくれた人間がいたんだ。
14日に紹介した「考証・織田信長事典」

オレ、正直言ってさ、こんなこと書いてたってどうなるっていうんだろ・・・
って思ってたんだ。
マスクネコに言われて書いてたんだけどさ、
何でこんなこと書いてなきゃいけないんだって。
でも、今はマスクネコにちょっと感謝かな。

takam16さんサンキュー♪

忍者の本だよ

こんちゃ!哲学の猫だよ
オレさぁ、実は忍者に憧れているんだ。カッコいいと思わない?
服部半蔵・百地丹波・風魔小太郎・楯岡の道順・風車の弥七・・・
って、最後のはちょっと違ったかな。

だから今日は、ちょっと変わった本を紹介するよ。
「伊賀流忍術秘伝之書・煙りの末」
煙りは、「けぶり」って読むんだ。

忍者っていうと伊賀や甲賀が有名だけど、他にもいろいろいたんだよ。
でも、やっぱり忍者として優れていたのが伊賀と甲賀ってことになるみたいだね。
で、この本は主に伊賀の忍者について書かれているんだ。
忍者の歴史から戦国時代の伊賀、忍者のその後とか、伊賀流忍術の秘伝、忍具や武器まで、伊賀忍者のあらゆることがこの一冊で分かるんだぜ。

そうだ、伊賀って国はね、フランス革命よりも二世紀も早く民主主義を取り入れていたんだよ。国主を持たないで、寄り合いで起請文をしたためたりして、掟も作ってたんだってさ。
それから忍者っていうのはね、天文とか火薬とか、その時代の最新の科学を取り入れていた、いわば戦う科学者
やっぱ、尊敬しちゃうなぁ。
そういうこともこの本に書いてあるんだ。

あぁ、つい夢中になっちゃった。
オレ、実は今日寝不足でさぁ。昨日の台風の所為でよく眠れなかったんだ。
なんか、夢中になって書いてたら一気に疲れちゃったよ。
今日はもう雨も降らなそうだし、さっさと寝ちまおう。。。
んじゃ、おやすみ~

やっぱオレ、猫だからな

そうだ、忘れてた。この本、伊賀に行かないとホントは手に入らないんだ。
もし、欲しい人がいたら ⇒ここから

伊賀流忍術秘伝之書・煙りの末
黒井宏光 / 社団法人伊賀上野観光協会

戦国自衛隊だよ

こんちゃ!今日は本の紹介はお休みだよ
ちょっとね、映画の話でもしようかなぁって思ってね
もう知ってると思うけど「戦国自衛隊1549」って映画が来年の6月に公開されるよね。

1979年に公開された「戦国自衛隊」は、残念なことに、オレ、知らないんだ。
だって、オレ猫だからさ、そんな前にはまだ生れてなかったからね。
だから、前の「戦国自衛隊」についてはマスクネコに聞いたんだけど、武田信玄と上杉謙信の戦いに自衛隊がタイムスリップして加わるんだってな。
ってことは、川中島の戦いか?

今度の映画は自衛隊が1549年にタイムスリップするんだってな。
織田信長が出てくるらしいんだけど、1549年って言ったら信長はまだ16歳だろ。
フランシスコ・ザビエルが初めて日本に来た頃だし、いったいどんな内容になるんだか・・・
オレとしては、どうせ信長を出すんだったら桶狭間とか姉川とか、あるいは本能寺とか、大きな合戦や変事を取り上げて欲しいんだけどなぁ。
だってさ、1549年って信長のいた尾張ってとこでは1月に柏井の戦いってのがあるくらいで、この柏井の戦いについてはオレも詳しいことは知らないんだぜ。
ちょっとピンと来ないよなぁ・・・

「戦国自衛隊」の本はいっぱい出てるみたいだけど、確か関ケ原篇もあったよな・・・
1549年のもあったのかな。オレ、この辺の本は読んでないからよくわからないけど。

まぁ、今度の映画の見所って言ったら、何と言っても本物の自衛隊が全面協力ってことだろうな。前の時は、協力を得られなかったって言うから、本物の迫力ってのを楽しむってのもいいんじゃないか。

そういやぁ、この映画のエキストラっての、ネットで募集してたらしいんだけど、日当が3千円と弁当だってな。
映画の撮影って言うと、出番がなくたって待ってなきゃなんない時間が長かったりとか、大変らしいね。
マスクネコの友達がさ、昔「ああ野麦峠」って言う映画のエキストラってのやったらしいんだけどさ、薄い浴衣みたいな恰好で寒い中待ってる時間が長くて大変だったって聞いたらしいんだ。
「戦国自衛隊」では、具足着けてなきゃなんないから窮屈だろうなぁ。
でも、3千円っていったら猫缶いっぱい買えるな・・・

まぁ、公開はまだ先だし、それよりこの雨、何とかなんねぇのかな。
今年は台風ってのが多くて、もううんざりだよ。
こんな時は、寝るのが一番だな。オレ、猫だからな

ウラ事情の本だよ

こんちゃ!昨日はお休みしちゃったけど、哲学の猫だよ
忘れないでくれよな
今日紹介するのは「戦国武将の意外なウラ事情」だよ

戦国の幕開けを担った人々のウラ事情、信長の覇業がもたらしたウラ事情、江戸幕府成立の陰に潜むウラ事情とか、全部で5章から成り立ってるんだ。

その中でも・・・そうだなぁ、
ん?・・・・・・精力絶倫のあまり妻が何度も代わった蓮如
なになに・・・28歳で最初の結婚をして85歳で死ぬまでの間に5回も結婚して、しかも浮気は一度もしていないんだって。
昔の偉い人間って側室っていうのいたりするけど、蓮如って人間は側室をつくらなかったんだってさ。それなのに27人も子どもがいたんだって。
そりゃぁ、奥さんになった人間は大変だよ。
猫は発情期ってのが年に2回だけどさ、人間はそうじゃないんだろ。
・・・って、これ以上こういう話はNGか。

上杉謙信についても面白そうな話が書いてあるぜ。
謙信って言ったら、側室どころか、正室も持たなかったんだろ。
その謙信がたった一人、手を出したかったのに出せなかった女性がいるんだってさ。
それが敵の娘なんだって。家臣たちに敵国の女には手を出さないようにって諌められて、謙信は泣く泣くあきらめたんだってさ。
もし、敵の娘じゃぁなかったら、歴史は変わっていたかもな。

他にも、潔癖症だった加藤清正とか、恋人を売って出世した石田三成とか、面白そうな話やへぇ~って言うような話がいっぱい書いてあるよ。

さてっと、今日はまた天気が悪いみたいだから管理人室に潜り込んで1日中寝ていようかな。
オレ、寝てるときが一番好きなんだ。だって、猫だからな。

戦国武将の意外なウラ事情―英雄たちの秘められた事実
日本博学倶楽部 / PHP文庫

自由人っていいなぁ

今日2度目の登場、哲学の猫だよ。
今日は小説を紹介しようと思うんだ。戸部新十郎っていう人間が書いた「服部半蔵」
服部半蔵って言うと、みんなはどんなイメージを持ってるのかなぁ・・・
徳川家の忠臣とか、槍の半蔵とか、忍者とか・・・
ものすごい忍術使いなんて思っちゃってる人間もいるんだろうなぁ。
でも、この小説に出てくる服部半蔵はちょっと違うんだ。

よく、小説では架空の人物を作って、都合のいいようにあらゆる場面に登場させたりってあるよね。
この小説に出てくる服部半蔵がまさにそれ、いわば自由人なんだ。
あまりにも都合よく書かれていて、抵抗ある人間もいるかもね。
でもさ、中途半端に都合よく書いてあるんだったらオレもうんざりって感じだけどさ、どうせ「都合よく」書くんだったらとことんってとこが気に入ったね。
よくもここまでって、感心しちゃうぜ。

自由人の半蔵は、徳川家康、織田信長、足利義輝、足利義昭、武田信玄、北条幻庵、細川藤孝、松永久秀等、層々たる人たちと関わりを持ちながら、歴史的瞬間にいくつも立ち会っていくんだ。

歴史的瞬間に立ち会うってことは、必然性ってぇのがなきゃなんないだろ。ただ目撃するだけじゃぁつまんないしね。
だから、半蔵の立場はころころ変わるんだ。
それも、自分で望んで変わるんじゃなくて、成り行きに身を任せるっていうのかな、半蔵も「ああそうか」って、そんな状況をどこかで楽しんでるって感じ。

もっといっぱい書きたいことあるんだけどさ、オレ、猫だから上手く伝えられないよ。
とにかく、半蔵の人柄と、半蔵を取り巻く人間達の立場や心境の変化とか、見どころってぇのか、読みどころってぇのか、すげぇいっぱいあるからさ。
全部で十巻まであるけど、楽しみながら読めると思うぜ。

まぁ、正統派の小説じゃなきゃダメって人間には向かないかもしれないけどな。
オレ、猫だからさ、自由人っていうの、憧れちゃうんだ。
自由猫って言うのか?
なんか変な響きだけど、まっ、いいか。
だってオレ、猫だよ、猫。小さいことなんか気にしちゃぁいられないさ。


服部半蔵  戸部 新十郎 / 光文社時代小説文庫

追加

こんちゃ!オレ、哲学の猫
昨日さぁ、ちょっと書き忘れたことがあってさ、江戸時代版バイアグラについてなんだけど、あれ、飲み薬じゃないんだよ。
どうやら塗り薬らしいんだ。
「ツバにて溶き、かしらよりもとまでよく塗るべし。そのときヒリヒリすべし」
だってさ。
オレ、遠慮しとくよ。
じゃ、またあとでな

ウラ話の本だよ

やぁ!今日紹介するのは「歴史人物とっておきのウラ話」だよ。
戦国時代だけじゃぁないんだけど、面白いことがいっぱい書いてあるからね。
結構有名な逸話が多くかかれているんだけど・・・
そうだなぁ、たとえば毛利元就の次男・吉川元春の嫁取り事情とか。

吉川元春が熊谷信直の娘を嫁に欲しいって言ったのは有名な話だよね。
熊谷信直の娘って、知らない人はいないって言うくらいのブスだったってのも有名で、嫁の貰い手はないだろうなんて言われるくらい酷かったらしいね。
それほどまでにブスだから、嫁にもらってあげれば信直は恩義を感じて、毛利家に尽くすだろうって。
ちょっと考えるとさぁ、すげぇ話しだよな。
結局信直って人間は、元春が言ったとおり毛利家のために尽くしたんだけど、単純なヤツだなぁ。
で、この本を書いた人間がさ、こんなことを書いているんだ。

元春はなかなかの美丈夫である。それだけにあえてしこめを選んだ元春の意志強固さにあらためて感服するというかご苦労様とでもいいたくなる。

ホント、ご苦労様だよな。

あと、この本にはコラムっていうのがいくつも載ってるんだけど、江戸時代版バイアグラみたいなものもあったんだってさ。「長命丸」って言うらしいんだけど、その名前から長生きの薬と間違えて飲んで死んじゃった人間もいるんだって。笑っちゃうよな・・・って、笑っちゃいけないのかな・・・

他にも【抱腹絶倒!大江戸】篇とか【色恋沙汰にはもう懲りた?】篇とか、沢山おかしい話が載ってるんだ。

さてっと、今日はこれくらいにしてひと寝入りするかな。んじゃ!

あっ、言い忘れてたけどさ、オレ、猫だからな


歴史人物・とっておきのウラ話―教科書が教えない「面白い話・珍しい話・ドジな話」
泉 秀樹 / PHP文庫

浮かれ猫♪

ぶにゃ♪ぶにゃ♪ぶるにゃん♪・・・
あっ、こんちゃ!今日は久しぶりの晴れだから嬉しくってさぁ。
つい鼻歌が出ちゃって。哲学の猫、4回目だね。

今日は本の紹介はお休み。
本ばかり見てると疲れちまうもんな。だってオレ、猫だよ、猫。

別に、ジャンルが「本・書評」だからって、そればかりじゃなきゃいけないってことないだろ。
せっかくいい天気になったんだし、今日は久しぶりに人間もいっぱい来てるしな。
人間の相手してやらねぇといけないし。
まぁ、これも猫としてのお勤めってヤツよ。

あぁ、そうだ! 初めてこのページに来た人間に「お前誰?」って言われるといけないからさ、オレの自己紹介のページがすぐ見れるようにしといた方がいいよな。

自己紹介

おっと、人間が来たぜ。
猫らしく振舞わなくっちゃ。じゃな!